通風性を向上させる注文住宅

注文住宅の一戸建ては、住まいの中に通風性を確保できるように配慮した設計が可能です。住宅密集地や、隣接する建物と近い位置関係の場合でも、建物の設計を工夫することで通風性を確保できます。注文住宅ならではの中二階構造や、吹き抜け空間の設計により、住まいの中に風の通り道を設計するのがポイントです。住まいの中に風の通り道があると、通風性による適切な湿度の維持効果が得られます。

風の通り道を効果的に活用すると、24時間換気システムのように、冷暖房効果を住まい全体に行き渡らせる効果にも繋がります。注文住宅の通風性は、冷暖房効果とも関連させられるので、少ないエアコン稼動でも最大限の効果を得られるようにでき、光熱費の節約効果も得られます。収納スペースは、押入れを始めとして湿気がこもりがちです。中二階構造で収納スペースを設計すると、除湿材を設置しなくても自然に乾燥できます。

注文住宅は天然無垢材を使用しますので、天然無垢材による湿度調整機能も見逃せません。薬剤を使用せずに自然素材のままで使用していますので、木材の湿度調整機能が働き続けます。湿気が多いときは湿気を吸収し、湿気が少なくなると湿気を放出するので、除湿機や加湿器を稼動させなくても適切な湿度を維持できます。通風性との相乗効果で、適度な湿度が住まいの中に行き渡りますので、雑菌が原因の不快な空気も淀みません。

通風性が得られているので、必要最小限の窓開けの換気で対応できるので、住宅密集地や幹線道路沿いでも安心です。