注文住宅は設計段階までに綿密な話し合いを

初めての土地に一戸建てを建築するときは、地域に密着して営業している工務店の注文住宅を選びましょう。住宅地の開発は、不動産会社が主導することが多く、地域性を把握していないハウスメーカーや工務店が開発に参加することもあります。新しく開発された住宅地の土地を購入して、メーカー指定ではなく工務店を自由に選択できる場合は、地域に密着している工務店を選ぶことで、気候対策が万全です。注文住宅は完成してからもメンテナンスを行ってもらえるので、長持ちさせやすいのも特徴です。

冬に氷点下になりやすい地域ならば、簡単に水抜きできる設備を搭載してもらいましょう。水道管に断熱材を巻きつけてもらうのも良い方法です。完成してしまっている一戸建てに、追加工事で断熱材を巻くとコストが高くなりますし、工事代は高額になりがちです。新築で施工してもらう場合は、設計段階から計算してもらうことで作業すべてがスムーズなのでコストを低く抑えられます。

新築の時に設計段階から水道管の断熱対策をしてもらうと、断熱材の原料価格程度の追加費用で施工が可能になります。注文住宅は設計するまでの段取りが重要です。さまざまな設備を取り入れたり、施主の希望を反映させることが容易です。注意したいのは、設計されてしまうと、施工中の変更はコストになることです。

手順が変更されると、担当者や専門業者が追加されることもあり、原料価格だけでなく人件費も含めた工事費用のコストが加算されます。設計段階で話し合うようにしましょう。

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