注文住宅の家づくりで欠かせない土地探しと用途地域

注文住宅の家づくりでは、最初に工務店やハウスメーカーを決めるため住宅展示場に出向いたり、施工会社をネットで検索する人もいますが、家を建てるための土地がない状態では家の設計を行うことはできません。そのため、注文住宅で家を建てるときには最初に土地を見つけることが先決であり、それと同時に施工会社を探すなどの順番で行うのが一般的です。ちなみに、不動産会社と地元の工務店が提携を行っていることもあるので、土地探しのときなどその会社が提携している工務店を紹介して貰えることもあります。最初から特定のハウスメーカーを使って注文住宅の家を建てるなど決めている場合は別にしても、選択しの一つとして考えることができます。

土地探しの中では用途地域といった言葉が登場することがありますが、これは都市計画法の法律に基づいて人が多く生活している市街化区域にある土地を、住居系・商業系・工業系、建築物の用途に応じてエリアを分けるために定めてあるものです。住居専用地域の場合は、小さなお店や公共施設などを除いて住宅を作ることができる用途になっているので工場などのような騒音や匂いなどがあるような施設は地域内には存在しません。商業地域は住宅を建築することもできますが、大半の商業施設やホテルなどの宿泊施設やカラオケ店などを建てることができる地域になるので、夜間になっても人の声がするなど環境についてもしっかり確認した上で自分たちのライフスタイルに合う場所を探すことをおすすめします。